社会課題が複雑化している現代。ＮＰＯ法人をはじめ多くの社会活動家がその課題解決に邁進するものの、社会の多様化やスピード速い変化などに対応できず、不安やジレンマを抱えていることも少なくありません。

また、民間企業経営者も同様で、事業衰退や業界構造の変化要因が人々の生活様式の変化であったり社会課題であったりと、その課題解決に対する手法も変わってきました。まして企業単一では解決できず、他企業や地域・国・行政との連携が必須になってきています。

このような状況下で、我がクリーニング業も異業種や他企業・行政との接点をより密にして社会課題解決に邁進しなければ、業そのものが沈没してしまいかねない業況であります。コロナ禍を通じて生活様式に変化があり、スーツやワイシャツの着用機会は減少。葬儀は簡素化されフォーマルスーツのクリーニングも減少しました。クリーニングの利用機会で伸びていく要因はなかなか見つかりません。

しかしながら、社会全体の流れをクリーニング業に当てはめてみると、次世代におけるクリーニング業のチャンスはたくさん転がっています。そのチャンスとは社会課題をも事業化して収益をもたらせるＣＳＶの考え方です。

ここに気がつくまでに、実は何年もの年月がかかりましたが、事業繁栄の近道は人々の笑顔にあります。人々が何を求め、どうしてほしいのか？その答えは社会の中にあり、身近な課題そのものであります。

ぜひこの機会・この世相をチャンスと捉え！私たちと一緒にＣＳＶ経営を実践。社会を明るくしながらクリーニング事業の安定化・利益の確保に邁進していきましょう。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。